神族は「なにか」が世界に存在するようにと云い、作り出した概念であり永遠の生命『アイオーン』である。 その中で、何らかの罪を犯し『アルコーン』、つまりは魔神となり、世界を管理するという神々には求められることのない「労働」を義務付けられたのが『支配者』である。
その他の理由・種族が、世界を統べ運営するものとして位置づけられたのが『管理者』である。
支配世界の現段階の認識では、虚数世界は物質世界(現実世界)から失われて「幻想」扱いになったもの(存在を否定されたもの)や、物質的な肉体に縛られない存在(魂や概念、強い神秘をもつ存在)、その他我々が認識していないが存在している未知のものなどのみが存在できる世界であり、物理法則が通用しない、世界の概念的な裏側だとされている。 虚数空間は、虚数世界の性質・法則を持った、物質的には存在しない空間。 外の世界も含め研究を行い、現実世界(物質世界)にないことがほとんどである「天国・天界・神界」「地獄・冥界・霊界・魔界」などは虚数世界もしくは虚数空間にあるのではないかと言われている。
世界の外側に広がっている空間。『混沌』とも呼ばれる。神々曰く、存在する全ての物質と、存在しない全てのモノによって構成されている。四角や三角に見える粒子が浮いている真っ暗な世界で、触れたら最後、触れた箇所からブロック状に分解されていく。心臓もしくは脳が失われるまで、生きたまま分解されていく苦痛を伴う。 意図せず世界を漂流する存在が現れないよう、世界と世界、時空と時空の狭間は虚が満ちているのだという。とはいえ、世界だけを器用に転移していく例もある。その場合はそういった運命にあるらしい。 虚は、「分解途中のもの以外なにも存在できない空間」。結界に穴を開けても、魔力や空気が存在しているため、流れ込んでくるようなことは起こらない。
神族と神族の創造物には存在強度や司るものに比例した耐性があり、例えばL(アパテ―)は自身の魔力で体を保護すれば数時間程度は分解を拒否することが出来る。「虚無」「虚空」「混沌」「原初」の神や主神クラス、「創造」の神などは何もしなくとも分解されない。
本来、世界というものには宇宙空間を伴い、宇宙空間が虚と世界の間の緩衝材役を果たすのだが、失望の女神には宇宙創造の力がなかったため、虚に直接結界を作り、その中に箱庭型の世界を作ることになった。アパティティスの国が結界近くを避けるように島国ばかりで、深海の国テクネキオンの端に人が住まないのは、虚からなるべく距離をとるため。
少なくともLの支配世界はどこも、虚を渡る方法を持ち合わせていない。あくまで世界間の「転移」を行っているのみである。
運命や性質などに影響する、魂の核を示すもの。どう変質しても、転生しても変わることのないもの。自我や性格が影響を受けるかには個人差がある。 使命や存在意義として、意図せず自覚している者も稀にいる。 魂を視認し、解析できる者によってのみ、始源刻印を知ることが出来る。視認した者によれば、文字通り刻印された紋様だというが、解析の際に意味を理解できる言葉に置き換えている。 支配世界では、千年閉鎖の際に研究が進み、数人ずつ解析され、機密として保管されている。自分のそれを知っているのは極わずか。 定められた運命として、知ると絶望に陥ったり驕ったりする可能性があるため、Lは影響のなさそうな人物本人にのみ明かすとしている。
稀に別の存在と接続してしまうことがある。その相手のこと。対象の世界では既に故人であったり、神話、伝説となっている存在のみ。 接続すると、その存在の性質や能力、概念などが特殊能力や技術、運命として自身に組み込まれることになる。ソフトをインストールするようなもので、思想や人格、記憶は接続しない上、どこまで影響を受けるかは個体差がある。 接続者がいるのか、誰と接続しているのかなどは占星術師など運命を見る存在に頼ればわかる。